里の秋

 

はぁ

 

 

(謎のため息とともに)

 

 

秋ですね〜

 

 

 

秋の色と言えば

落ち葉の色

 

 

時折 立ち止まりつつ

 

 

地面をじっ と睨みつつ

 

 

「自然の色って凄いなあ」

と感心しつつ

 

 

より芸術的な色合いを求め

下を向いて歩いております

 

 

坂本九さん ごめんなさい

 

 

 

 

はい

 

デイサロン椿で人気の音楽療法

 

その日に歌う楽曲について、

時代背景など お話しする時間もあるのですが

 

最近 改めて聞いていて感動したのは

『里の秋』

 

 

里の秋

斎藤信夫作詞・海沼実作曲

 

静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事でと
今夜も 母さんと 祈ります

 

 

父さーん…

 

 

 

日本の秋を代表するこの曲の背景には、

戦争で遠くに行っている父を思う

家族の思いがあったのですね

 

 

歌って

説明を聞いて

もう一度歌う事で

涙される利用者様も

 

 

 

音楽は「記憶の扉を開けるカギ」とも言われており

 

子どものときに歌った唱歌や若いころに流行した曲を選ぶと、

回想法と同様に昔のことを思い出して、

脳を活性化させる効果も期待できます。

 

 

音楽を治療に応用するようになったのは、

アメリカで第一次世界大戦の帰還兵のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を癒したことが

最初だと言われています。

 

 

その後、認知症だけでなくパーキンソン病、統合失調症の治療、がん患者の終末期のケアなど

さまざまな場面で利用されるようになりました。

 

 

 

なんて

難しいことは抜きにして

 

 

皆様で歌うことを楽しみましょう

 

 

是非 ご一緒に♪

 

 

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